猛暑のこの夏、
胃腸の不調を訴えるお客様が増えています。
高温多湿の日本の夏は、
ついつい冷たい物を摂りすぎたり
強めのエアコンで暑さを凌ぐことは避けられません。
ただ、外気の暑さに反して、カラダの中が冷えすぎると
自律神経が乱れて、その影響を最も受けるのが胃腸です。
食欲不振、胃もたれ、胸やけ、胃の痛み、
お腹の張りや、繰り返す下痢や便秘…etc.
漢方の世界では、そんな胃腸の不調を防ぐには
夏が旬であるトマト、ナス、かぼちゃ、きゅうり、トウモロコシといった
夏野菜の摂取が提唱されて来ました。
夏野菜は、水分が多く清熱作用のあるものが多く、
ビタミンやミネラルも補給できます。
特にトマトは、カリウム、カロチン、ビタミン類を豊富に含むだけでなく
胃酸の分泌を促すクエン酸やリンゴ酸も含まれ、
健胃、食欲増進作用など、胃腸の働きを高めます。
また、既に機能が落ちて不調が表れている場合は、
外気に反してカラダの深部に冷えがこもっている場合が多いので
深部をしっかり温めて、手技で弱った胃腸の機能を高める
当サロンの施術を是非お試しください。
※写真は、群馬県の知人から届いたトウモロコシです。
トウモロコシは、体内に溜まった余分な水分を外に出し、
漢方では「脾」と呼ばれる胃腸系システムの働きを高め、
免疫力をアップさせます。
コロナ変種が次々とあらわれ、少しも気の抜けない今年の夏。
旬の野菜を上手に食卓に摂り入れて、
免疫力アップを目指しましょう!